BLOGブログ

2019年03月19日

ちょっとした小ネタ その①

ブログ

こんにちは。喜多整骨堂堂主の喜多です。

僕は「施術者として知っているべきだけど正直知りませんでした」ってゆう事態があったとき、さくさくっとググったりして知ってましたってゆー顔をしていることがあります。でもそんな風に知ったかぶった自分を少し恥ずかしく思っていたりします。

そんな「なるほどねえ」と感じた時のことを無知な自分への自戒の意味も含めて小ネタとして都度アップしていきたいと思います。よってこれは知識のひけらかしなどではなく、新たに得た知識を自分自身再確認し、ついでにみなさんにも知って頂けたらいいな、的な記述であることをあらかじめ申し添えておきます。(笑)

くだらない言い訳はさて置き、本題です。3月4日に日本ハムの清宮選手が

「右の手首を負傷し、検査の結果「有鈎骨骨折」という全治不明の重症と診断され、侍ジャパン出場は絶望」

と発表されました。

有鈎骨骨折ね・・・。学校で習ったような気はするけど診たことないし、正直知らんな。

で、調べてみました。

ざっくりいいますと、



まず、有鈎骨は小指の付け根にあるかぎ爪状の突起がある骨。有鈎骨の鈎という字はかぎ爪のことで、専門用語で有鈎骨鈎(ゆうこうこつこう)と言います。これは知ってました(笑)。

野球選手やテニス選手に比較的多いそうですが、清宮選手の場合バットを振るときに右手の小指の付け根にある有鈎骨がバットのグリップに当たるわけです。強い衝撃でかぎ状の突起が一発で折れちゃうこともあるし、何度も繰り返される外力によって疲労骨折を起こすこともあるそうです。清宮選手はファウルを打った瞬間に痛めたようですが、ポキっといったのか、度重なるスウィングによって疲労骨折したのかは僕にはわかりません。

かぎ状の突起の近くに走行している尺骨神経が骨片に圧迫されて麻痺を起こすことがあります。尺骨神経麻痺です。で、尺骨神経麻痺の合併症として小指のしびれや握力低下が起こることもあります。

治療方法は、保存的にギプスで固定して治すこともあるようですが、先述の尺骨神経麻痺を起こしやすいので切って開いて骨片を取り除く方法がとられることが多いそうです。もともと存在しているかぎ爪がなくなってしまうので後遺症が心配されるところですが、まあだいたいは選手として支障が出ない程度には回復するようです。かなり時間はかかるようですが・・・。まあ良かった。

清宮選手のおかげでまた一つ知識が増えました。清宮選手、ありがとう。しっかり治すときは治して、また元気に頑張ってくださいね!

岸和田市で整骨院といえば喜多整骨堂!(うそ)

皆さんのご来院お待ちしています。

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

072-448-5533