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2019年04月02日

喜多整骨堂の理念「調和」の額縁

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こんにちは。喜多整骨堂 堂主の喜多です。

昨日、菅官房長官が新元号を発表しましたが、菅さんは手に「令和」と書かれた額を持っていましたね。このとき、額の額縁(というのでしょうか・・・)を見ていた人はほとんどいないでしょう。

額装という職業をご存知でしょうか?読んで字のごとく額を制作するお仕事です。



喜多整骨堂内にも理念である「調和」という言葉をスーパー特殊な額に収めて掲示しています。今日はこの額についてお話ししたいと思います。

この額に入っている調和という文字は篆書(てんしょ)で書かれています。パスポートなどの表紙に「日本国」と書かれている書体です。一見「調和」とは読めませんが何ケ所か口という部分がニッコリ笑っているようで気に入っています。使用した半紙は世にも珍しい丸い和紙で出来たもので金粉が散りばめられており3枚で4500円もしました(笑)。

作者は娘の習字の先生で雪鈴さんという書家です。娘を通じて依頼したのですが快諾してくださって無償で書いて下さいました。篆書にしたのは雪鈴さんの勧めでもあります。

そしてこの額。

妻の大学時代のお友達に「アール・タンカードルモン」という額装受注制作・額装教室を生業にしている方がいまして、この方の額装がすごいんです。

一般的に額と言えばだいたい絵画やパッチワークなど、薄いものを飾るものだというイメージがあると思うのですが、こちらでは例えば靴や帽子、服など厚みのあるものでも額に入れちゃいます。

子供が使っていたやベビー服やバレーシューズであったり、使い古した楽器や仕事道具などなど・・・。とにかくなんでもいいんです。お気に入りのクラッシクカーなんかでもOK!(これは無理。すみません。調子に乗りすぎました)

額装制作は聞き取り調査からはじまります。依頼主が額に入れたい物に対して抱いている思いやエピソードなどを詳しく聞き取り、そしてその物に対するイメージを固めていきます。仕上がりの雰囲気などの希望を聞き、額縁を選んでもらってそして制作にかかります。日本では額縁というのはだいたいサイズの企画が決まっているそうですが、こちらでは入れたい物に合わせて部材をカットして作ります。四角でなくても可能です。ちなみに当院の額は世にも珍しい正方形ですね。

装飾は額縁と物の間の空間にも美しく施されています。



この立体感。アーティストのこだわりがお分かりいただけますでしょうか。

当院の場合、調和という言葉から丸い→回転というイメージと万物創生、宇宙からのメッセージという感じのイメージで作っていただきました。

まあ、オーダーメイドの額ですからそこそこしましたけど、大満足しています。

皆さんも心に残る思い出の一品を額装してみませんか。贈り物にも大変喜ばれているようですよ!

岸和田で整骨院と言えば喜多整骨堂!

額装といえば芦屋のアール・ダンカードルモン!

ではまた。

 

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