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2019年06月08日

なぜ今時代は腹式呼吸なのか?②

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こんにちは。喜多整骨堂 堂主の喜多です。

前回の「なぜ今シリーズ①」でお話ししました腹式呼吸の便秘に及ぼす効果

が意外に好評で、いろんな方から反響がありました。

いや~正直、こんなブログ誰が読んでんねんって思ってましたので、

ちょっと嬉しかったです。

今後とも温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

さて、今回の腹式呼吸の話はですね、

腹式呼吸がなぜ精神安定(リラクゼーション)に効果的なのか、をご説明します。



通常、呼吸運動は無意識です。(不随意運動といいます)

無意識だから寝ているときも止まりません。

これは生命維持のための本能的な生命活動は自律神経という、意識とは関係なく自律している

神経に支配されているからです。

ちなみに呼吸運動は生命維持活動のなかでも例外的に意識的にコントロールも可能です。(随意運動といいます)

意識的に息を止めたり深呼吸をしたりできるのはこのためですね。

しかし、不随意性 > 随意性 なので

息を止めることは出来ても、限界があって息が苦しくなると勝手に呼吸を始めてしまいます。

 

さて、呼吸中枢とよばれる不随意運動の神経回路は、

息を吐くとき(呼気)は迷走神経からくる副交感神経が、

吸うとき(吸気)は胸髄からくる交感神経

支配されているといわれています。

ここ、重要!

 

で、

通常、呼気:吸気は1:1のリズムで

代わりばんこに発生するため、バランスが取れているのですが、

ストレス社会に生きる現代人は、ほとんどの人が交感神経優位になっていると言われています。

それで交感神経がいつも優位で気持ちが高ぶっているために、常に精神がぐったり疲れている。

 

そこで、吐く息を長くとる呼吸を続けるとですね、

副交感神経の支配時間が物理的に長くなるんで、体内環境が戦闘モードからリラックスモードに

切り替わっていくんですね。

 

じゃあ、完全無欠の腹式呼吸とやらも、吸うときの時間を長くするとダメなんじゃないの?

と思ったあなた。

天才です。

そのとーり!

腹式呼吸は吐く息を長くとってこそリラクゼーションに効果ありなんです。

 

まあ、じっくり観察してみてください。

どんな教室やプログラムでも腹式呼吸は必ず吐く息を長くするように指導しているはずです。

当院のコアトレも、息を吐くときは吸うときの倍以上の時間をかけて吐くように指導しています。

 

ちなみに副交感神経が優位になると様々なメリットが発生します。

 

まず、副交感神経優位によって心拍が抑制され、精神が安定して睡眠の質が向上します。

睡眠の質が向上すると、免疫や回復力が向上して、疲れにくくなります。

また、消化器系や泌尿器系の活動が促進されます。

筋肉が緩み、血行を促進し冷え性が改善したり、肩こりが楽になったりします。

 

などなど、他にも数えきれないほどの恩恵があるのです。

 

あ~、いっぱい書いた!

皆さん、いかがでしょうか?お分かりいただけましたでしょうか?

 

ここまで読んだ方、ひょっとして体調に不安がおありではないですか?

よくわからなかった方、興味が出た方、是非喜多整骨堂へお越しください。

気持ちのいいマッサージとともに、本物の腹式呼吸を伝授いたします。

 

岸和田で腹式呼吸と言えば喜多整骨堂!

岸和田で本物のコアトレーニングといえば喜多整骨堂!

 

ご質問等はいつでも受け付けます!

ではまた。

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