2019年06月13日
四診について
ブログ
こんにちは。
喜多整骨堂 鍼灸師の大杉です。
伝統医学の診察法として『四診』というものがあります。
『四診』とは
「望診」相手の動作や容姿から眼光、顔色、皮膚の具合など視覚によって情報を得る。
「聞診」声の明瞭さ、張り、体臭や息の匂いなど聴覚と嗅覚による情報収集の方法。
「問診」病歴、自覚症状や訴え、こちらの質問に対する答えなどを聞くこと。
「切診」実際に体に触れ、患部の状態をみる触診。
私達鍼灸師は上記の診察法をベースに日頃、患者さんの施術を行っています。
養成学校でも一番最初に教わりますが、学生になりたての頃は言葉を覚える程度。
よくわかりません。
これは当たり前で、何の職業でもやはりたくさんの経験をして初めてつかめてくることですよね。
免許を取り晴れて鍼灸師になったころもそれは苦労しました。
なにぶん経験がないので一生懸命治療を行うが一向によくなってくれない。
張り切って治療しすぎて余計に悪化させてしまう。
その頃治療させて頂いた患者さんには申し訳ないですよね…。
しかしそれからたくさんの患者さんに経験させて頂いて20年近く。
よくわからなかった『四診』も使いこなし今では自分の施術スタイルも固まり、
やっと治療家としてのスタートラインに立てたっていうところでしょうか。
この職業を続ける限り日々研鑽だなとこの原稿を書きながらあらためて思います。
喜多整骨堂 鍼灸師の大杉です。
伝統医学の診察法として『四診』というものがあります。
『四診』とは
「望診」相手の動作や容姿から眼光、顔色、皮膚の具合など視覚によって情報を得る。
「聞診」声の明瞭さ、張り、体臭や息の匂いなど聴覚と嗅覚による情報収集の方法。
「問診」病歴、自覚症状や訴え、こちらの質問に対する答えなどを聞くこと。
「切診」実際に体に触れ、患部の状態をみる触診。
私達鍼灸師は上記の診察法をベースに日頃、患者さんの施術を行っています。
養成学校でも一番最初に教わりますが、学生になりたての頃は言葉を覚える程度。
よくわかりません。
これは当たり前で、何の職業でもやはりたくさんの経験をして初めてつかめてくることですよね。
免許を取り晴れて鍼灸師になったころもそれは苦労しました。
なにぶん経験がないので一生懸命治療を行うが一向によくなってくれない。
張り切って治療しすぎて余計に悪化させてしまう。
その頃治療させて頂いた患者さんには申し訳ないですよね…。
しかしそれからたくさんの患者さんに経験させて頂いて20年近く。
よくわからなかった『四診』も使いこなし今では自分の施術スタイルも固まり、
やっと治療家としてのスタートラインに立てたっていうところでしょうか。
この職業を続ける限り日々研鑽だなとこの原稿を書きながらあらためて思います。