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2019年07月23日

腹横筋のひみつ①

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こんにちは。

喜多整骨堂 堂主の喜多です。

 

以前ブログで、健康を語るうえで腹横筋(ふくおうきん)と骨盤底筋はめっちゃ重要な筋肉ですよ、

っていう話をしました。

今日はその腹横筋について少し詳しくお話します。

 

まず、筋肉の種類を

「運動をおこす筋群」



「運動をおこさない筋群」

に分けます。

 

「運動をおこす筋群」は主に体の外側にある比較的大きな筋肉です。

手足の筋肉や大胸筋、腹直筋(シックスパック)などは物を取ったり歩いたり、

腕立てや腹筋運動するなど、運動をおこすための筋肉です。

運動をおこす筋肉なので「運動筋」と呼ばれたりします。

特徴は、運動をおこすのが目的なので

必ず関節をまたいで存在しています。

なので、この筋肉が収縮したり伸びたりすると関節が動いて

体が動くわけですね。

 

一方、「運動をおこさない筋群」ですが、

運動をおこさないで何をしとるのかっちゅうと、

体を支えてたり、バランスを取ったり、関節を補強したりしているんですね。

「支持筋」とか「インナーマッスル」とか呼ばれたりします。

手足にも存在しますが、主に背骨の周りなどの体幹部分に多く存在しています。

ヒトが2本足で倒れず立ってられるのはこれらの筋肉が働いているからです。

支えるのが仕事なので、必ずしも関節をまたいでいません。

 

喜多整骨堂きっての主役である腹横筋は「運動をおこさない筋群」です。

 

では、腹横筋はどうやって体幹を支えているかと申しますと、

お腹を横からキュ~っと締め付けて腹圧を上げているのですね。

そのために存在している筋肉です。

ちなみにお腹を下からグ~っと押し上げて腹圧を上げるのが

骨盤底筋です。

どちらも関節をまたいでいない、堂々たる「運動をおこさない筋群」です。

 

腰が悪い人がよくコルセットを巻いているでしょう。

コルセットを巻くとお腹をギュ~っと圧迫して

腹圧が高い状態を維持できる訳です。

説明すると長くなるので理屈は割愛しますが、

腹圧が高い状態が維持されていると腰が安定して楽になります。

 

じゃあ、コルセット巻いてりゃいいじゃん!

って言う人。

正解でぇす!

でも、おすすめしません。

なぜなら、コルセットを巻き続けていると

本来コルセットの役割をしている腹横筋が弱体化していくからです。

 

次に、腹横筋をどうやって鍛えるのかを述べたいと思います。

 

どんな筋肉でも伸ばしたり縮めたりするときに負荷をかけてやると強くなるのですが、

さきほど説明しましたとおり、腹横筋は関節をまたいでいないものですから

どの関節をいくら動かしても鍛えられません。

すなわち、運動では腹横筋は鍛えられないのです。

 

腹横筋はお腹をキュ~っと締めつける筋肉ですから、

これを鍛えるためにはお腹をキュ~っと締めたり緩めたりを

繰り返すしかありません。それしかないんです。

ここ、めっちゃ重要ですよ!

 

そうです。腹式呼吸。

腹式呼吸が唯一、腹横筋を鍛える方法なのです。

ウェストのクビレを作っている筋肉は腹横筋。

クビレを取り戻すためにも腹式呼吸なのです。

 

わかりましたね、皆さん。

くどいですが、

腹式呼吸こそが唯一腹横筋を鍛える方法なのですよ!

 

そこんとこをしっかり理解してしまえば、

背骨を安定させて腰痛や肩こりから解放されたいあなたがすべきことは

今や火を見るよりも明らかですね。

 

そして、なぜ喜多整骨堂が腹式呼吸をしろしろとやかましく言うのか、

わかりましたね?

 

皆さん、腹式呼吸を極めて明るい未来を掴もうではありませんか‼

 



※画像と内容は一切関係ありません(笑)

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