BLOGブログ

2020年03月27日

『ちくわの魂胆』

ブログ

こんにちは!

ブログの内容が食べ物についての割合が高すぎると影で言われている、喜多整骨堂きっての食いしん坊鍼灸師

大杉です。

「ちくわ」ってありますね。
「竹輪」。魚肉のすり身を竹や棒にくっつけて焼いた食物です。

皆さんあの人ってズルいと思いませんか?

何がって、単体でそのまま囓っても特に美味いとも思わない。味も食感もあるんだか無いんだかわからない感じ。

ですが例えば、知人のお家に何か用があったりなんかして伺った時、せっかくだから軽く一杯呑もうよとなり、知人の奥さんがちゃちゃって作って出してくれたちくわの中にキューリやチーズなんか入れてこう斜めに切って並べてある料理。アレなんて名前の料理だろ?
アレはいい!
実際びっくりする程のものでもないし、大した手間でもない。酒にもご飯にも特に合うとも思わない。
ですがなんかいい!
この奥さん気が利くな。ちょっとした手間をかけてくれたんだな。嬉しいな。いい奥さんだなって思ってしまう。
味ではなく嬉しさの美味しさっていうんでしょうか。
ズルい。

他に居酒屋なんかでメニューによくある「ちくわ天」。
あれはもっとズルい。
ちくわを縦に半分に切って青海苔なんか混ぜた天ぷら粉を付けて揚げたやつ。
もうあのちくわだとは思えない程、の変わり様。
急に美味くなる。
今までどこに隠れていたんだというくらいの魚肉の旨味。もっちりとした食感。
もう別人のようだ。

さらにおでんの煮込まれ味が染み込み濃い茶色に染まったちくわの旨さも推して知るべし。

このように本人単体では良さが伝わらないが、なにか違った雰囲気や場面で急に人が変わったように活躍する。

人のせかいにもいますよね。
こんな人。

普段職場では全然目立たないんですが、何かスポーツやらカラオケなんか披露する場面になったとき周りがびっくりするような腕前だったとか。
普段とのギャップで急に人気者に。
「キャー!カッコいい!ステキ!」

なんて。

本当にズルい。

[caption id="attachment_1055" align="alignnone" width="300"] untitled[/caption]

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

072-448-5533