BLOGブログ

2020年06月04日

アルコールと健康

ブログ

ご無沙汰しています。喜多整骨堂 堂主の喜多研二です。

 

「酒は百薬の長」って昔から言いますよね。

お酒も適量を楽しむように心がければ体の疲れを癒したり、

ストレスを解消したり、

食欲を増進させたり、

快眠を得ることができたり、

生活を快適にする手助けになります。

また、人間関係や商売上でも心の抑制が取れて、

本音でお付き合いができたりすることでコミュニケーションがうまくいったりします。

 

しかし、飲み方を間違えるとまったく逆の効果が出て、

体に悪い影響を与えたりもします。

人間関係をしくじるきっかけになるのが飲み会だったりもします。

皆さん、心当たりあるんではないですか(笑)

 

連日、大量のお酒を飲み続けていますと

「酒・・・、酒くれえ」

っていう状態になり、手が震えて思考回路も崩壊していきます。

いわゆる「アルコール依存症」ってやつです。

アルコール依存症の治療は、麻薬などの薬物依存症よりもやっかいだという医師もいます。

 

まあ、そこまでいかないにしても、お酒を飲みすぎてしまって肝機能障害を起こしかけている人は意外に多いと言われています。肝機能障害は肝硬変を引き起こし、やがて肝臓がんへと発展し、死んじゃいます。

 

また、アルコールの利尿作用により、血液が濃縮されて痛風や末梢神経炎になって、

手足に痛みがでてきたりします。

 

さらに、胃や腸から吸収されたアルコールは肝臓に運ばれて分解されていくわけですが、

その際に「アセトアルデヒド」という有害な物質になります。

こいつが二日酔いや頭痛を引き起こすもとになるのですが、

通常、このアセトアルデヒドはアセトアルデヒド分解酵素によって速やかに無害な酢酸に分解されます。

日本人はこのアセトアルデヒド分解酵素が少ない人種だと言われています。

 

このように、「百薬の長」と言われるお酒も飲み方を間違えるといろいろと重大なデメリットがあり、

せっかくの人生を棒に振ってしまうようなヤバイ失態を犯してしまったり、

命を縮めてしまうこともあることを忘れてはいけません。

 

お酒をたしなまない人は、そんな心配は無用なわけですが、

それはそれで、人付き合いに苦労したり、ストレスのはけ口を持っていなかったりと

それなりの苦労があるんですけどね。

まったくの下戸の僕が言うんだから、間違いないです(笑)

 

いずれにせよ、食生活のバランスを考えてお酒を楽しみたいものですね。

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

072-448-5533