喜多整骨堂

テレワーク初心者の喜多整骨堂鍼灸師の村田です。


泉州マラソンが終わって幾日か後の朝。

｢あれ？？？雪？？？｣

｢違う！ダウンジャケットの綿だ！｣

流れゆくバイク、迫り来る後続車、村田は国道3車線の真ん中で空を見上げてました。

えっ！？ひ、ひかれる！

逃げな！！！あれ？？立てない？？？

右足がオカシイ？？？

一瞬だけ冷静になった次の瞬間、無意識に動く方の左脚だけで、路肩までケンケンしてました。

人生初めての救急車。

みなさん、救急車の番号知っていますか？？？

119ですが、119に電話すると、｢火事ですか？救急ですか？｣と聞かれます。


最初の｢火事ですか？｣で間違いと思って、110にかけ直す人、とても多いです。

村田、バイク事故により、脱臼と骨折しました。

脱臼は、救急車来るまでに自分で整復できたから、骨折もなんとかなると思いました。

現に救急外来に運ばれたときも、救急医より｢手術しても、しなくても、どちらでもいい｣と言われたので、手術をしない選択をして、気合いで帰りました。

気合いと言うよりも、興奮状態だったので、ほぼ痛みはなかったです。

ところが、翌日、昨日の元気が嘘のような状態でした。。。

全身打撲で、右半身は見るも無惨な状態でした。。。

本気で、全身金縛り状態で、しばらくは一切動けませんでした。。。

50㎝動くのに、1分以上かかってました。。。

3泊4日自宅で過ごし、4日目に経過診察後、医師のススメで緊急手術入院しました。

手術した次の日からリハビリです。

マジです。。。

ビックリです。。。

しかし、そもそもが専門職の私。

初日の車椅子の練習、松葉杖の練習、一回でOKでした。

入院した病院の決まりで、歩行できたら退院でした。

つまり、手術翌日に退院してもいい条件でした。

ホンマです。

ま、実際は、腫れが引くまで、出血が止まるまで、冷静になれるまで、12日間入院しました。

都度、都度、リハビリの先生に、個別リハビリを報告していました。

リハビリの先生から、健常者でもそのリハビリはキツイですと。

マラソンのおかげでした。

太極拳のおかげでした。

泉州マラソンで未完走ながらも35㎞走った後、そして、日々のマラソンの練習と、太極拳の稽古の成果でした。

日々の体力は正直に現われます。

体調的には絶好調の段階でした。

退院、12日ぶりの帰宅。

一番困ったのは想定外の意外な場所でした。。。


WALKMAN～第4章～へ続く



【Photo：端から端まで100メートルの廊下】