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2021年11月20日

月食と月蝕

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こんにちは。

喜多整骨堂堂主の喜多研二です。

 

昨夜、3年ぶりの部分月食がありましたね。



皆さん、見ましたか?

 

部分月食といっても、ほぼ皆既月食となる部分月食で

しかも今回の月食は

年間で最大の満月(スーパームーン)と重なるということで

楽しみにしていました。

お天気もほぼ無風の快晴で、またとない観測日和でしたね。

月食時間が1440年間(!)で最長だったそうです。

 

ところで月食は月蝕と書かれることも多いですね。

どちらが正しいのでしょうか?

 

調べてみました。

 

月食は月が地球の影に入ると赤銅色になり

ブラッドムーン(血の月)と呼ばれ

古今東西、不吉の兆しとされてきました。

例えば、

中国では「龍が月を食べている」、とか

インドでは「月食の年は不作となり人の健康を害する」、とか

日本でも古来不吉の兆しとされてきたようです。

 

吉兆とされる満月が赤銅色に端から蝕(むしば)まれていく様を

平安時代末期に九条兼実という人が「吾妻鏡」という歴史書で

「月蝕」と表現したのが始まりだそうです。

 

なるほどね。

九条さんが「月食」という言葉をおしゃれに「月蝕」と表現したという話ならば

もともとは「月食」ということでしょうか。

僕的には月蝕のほうが風情があっていい感じだと思います。

それにしても「げっしょく」という言葉はけっこう昔から使われてるんですね。

タメになるねえ~。タメになったよう~。(ぱくり)

 

ちなみに色覚異常の僕には薄めの満月と変わらない感じでした。

風情もくそもない(笑)

次回のスーパームーンと皆既月食が重なるスーパーブラッドムーンは

2033年10月8日だそうです。

 

ではまた。



写真提供 村田先生

 

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